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文武両道ブログ

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【必見】早期退職するにはいくら必要か【セミリタイア】

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こんにちは!

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

昨年、政府は「未来投資会議」で働きたい高齢者に対して定年延長など70歳までの雇用確保を企業に求める方針を示しました。

 

 

働く意思のある高齢者を増やし、社会保障費を削減するのが狙いです。

 

…どうでしょうか?

私は70歳どころか60歳までも働き続けるのはイヤだと思っています。

 

そこで、今日はFIRE(Financial Independence, Retire Early)のお話です。

 

FIREとは

FIREとは、Financial Independence(経済的に自立)して、Retire Early(早期に退職)することです。

 

また、完全に退職することは無理な場合はサイドFIRE(セミリタイア)して、自分が好きな仕事だけをして、残りの時間を悠々自適に過ごすという人もいます。

 

最近では三菱サラリーマンさん(穂高唯希さん)がFIREに関する本を出版して話題になりました。

 

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法

 

 

FIRE達成で得られるもの

「拘束された鎖から解放されたエージェント」の写真[モデル:ひろゆき]

FIRE達成によって得られるものは、以下の3つが代表的かと思います。

経済的自由

時間的自由

精神的自由

 

これらの内の一つや二つであれば、FIREをすることなく得ることができます。

 

例えば、ニートやフリーターであれば、時間的自由はあります。

しかし、経済的にはもちろん不自由ですし、日に日に減っていく貯金残高をみると精神的にも苦しくなります。

 

また、高年収なエリートサラリーマンであれば、経済的な自由はありますが、遅くまで残業することで時間的自由はなく、また求められる成果が高いことから精神的にも厳しいことが多いです。

 

FIREに必要な資金

「600万円かと思った? 偽札でしたー」の写真

FIREに必要な資金はいくらでしょうか?

結論から述べると、

年間生活費(万円) 必要な資金(万円)
200 5,000
300 7,500
400 10,000

 となります。

 

どうでしょうか?

結構ムリな感じがしますね。笑

 

必要な資金は、4%ルールという有名な法則を元に算出しています。

つまり、年間の生活費が200万円であれば、200万円 ÷ 4% = 5000万円 となります。

 

4%ルールとは 

4%ルールとは、トリニティ大学の研究結果によるもので、資産を株式と債券で運用すれば、毎年資産の4%の金額を取り崩したとしても、高い確率で資産が目減りすることはないという結論です。

 

具体例でいうと、資産の75%を株式に、25%を債券に投資していると、30年後には99%の確率で資産が目減りしません。

これはリーマンショックやコロナショックがあったとしても、30年という長いスパンで見ると問題ないということです。

 

サイドFIRE(セミリタイア)について

完全な退職をしてしまうFIREを達成するには、必要な資金が多すぎることが分かりました。

では、サイドFIRE(セミリタイア)ならどうでしょうか。

サイドFIREでは、生活費の内の一部を好きな仕事をして稼ぐことを前提としています。

 

例えば時給1,000円の仕事を週3回、1日8時間で働くと、年収125万円程度となります。

もっと時給をあげたり、ブログ運営やYoutuber、せどり等、1日8時間も働かなくて良い手段も今の時代はたくさんあります。

 

サイドFIREのメリット

サイドFIREできれば、以下のメリットがあると考えられます。

必要な生活費の全額を不労所得から用意しなくていい(必要な費用が減る)

給料の良さを基準に就活しなくていい(好きなことを仕事にできる)

体力が必要な趣味に若いうちから取り組める

 

FIREは達成が難しくても、これだけのメリットがあるので、サイドFIREを目指す価値はかなり大きいと思います。

 

サイドFIREに必要な資金

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結論はこちらです。

 

年間生活費(万円) 稼ぐ割合 必要な資金(万円)
200 75% 1,250
50% 2,500
25% 3,750
300 75% 1,875
50% 3,750
25% 5,625
400 75% 2,500
50% 5,000
25% 7,500

 

年間の生活費が200万円で、生活費の内の75%(200万円×75%=150万円)を何かしらの仕事で稼ぐ場合は、必要な資金は1,250万円となります。

 

この必要な資金は現役の時に貯めなくても、退職金込みで用意しても構いません。

 

 

資金計算の具体例

(例)

・生活費は月20万円(年間240万円)

・時給1500円の仕事を週3日、1日6時間行う

・必要資金とは別に予備費として生活費の約2年分である500万円を用意する

 

(結果)

支出:240万円/年

収入:1500(円/h) × 6(h/day) × 3(day/week) ÷ 7(day/week) × 365 (day/year) = 140万円/年

 

必要資金 = (240万円-140万円)÷4%=2500万円

貯金:500万円

 

合計:2500万円+500万円=3000万円

 

最後に

どうだったでしょうか?

FIREするために必要な資産は、平均的な年収のサラリーマンが貯めることは非常に難しいと思いますが、サイドFIREであれば、少し現実激だと思えたでしょうか?

 

稼ぐ割合を増やせば、もっと早期に退職することができます。

 

私も遅くとも50歳になるまでにはサイドFIREしたいと思っています。

ぜひ一度検討してみてください。

 

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[参考にした書籍]

FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法

FIRE 最速で経済的自立を実現する方法

 

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